「サンモリッツの氷上競馬」 1/3頁
2020/3/10
全国の競馬場が無観客で開催されて、街の雰囲気も自粛っぽいという状況では、なんだか無駄にストレスがありますよね。私も3月に入ってからは、1日にグリーンチャンネルの「地方競馬中継」があって、3日に神田と恵比寿と渋谷に用事があって、6日に栃木県の育成牧場に行っただけ。
つまり、交通費くらいしか使っていないんです!馬券はバーチャルなマネーなので、お金を使っている実感はゼロ。実際のところ、イタリアから帰ってきた2月19日以降、ATMで現金を下ろしていないのですよ!
ちなみに帰国時の所持金は4万円。クレジットカードや電子マネーで買い物するケースが多いのは確かですが、それにしても現金の減るスピードが遅すぎる……
こういう人が多いと社会全体が厳しくなっていくだろうなあ。しかしですよ。イタリアで私が泊まったミラノ市、トレヴィーゾ市は、自由な移動が制限されることになってしまいました。
(トレヴィーゾ競馬場)
私がミラノ・マルペンサ空港に到着した4週間前は、入国審査前に全員が体温を計られたくらいで(赤外線体温計なので非接触で、1人あたり5秒くらいで検温完了)、その後はとくに変わったところはなかったのに……。
なるべく早く、この件がおさまってくれることを祈るばかりです。沈静化したらまた行きたいと思うのが、サンモリッツの氷上競馬!
(これから入場)
今回のイタリア旅行のメインイベントのひとつがコレでした。スイスのサンモリッツで開催される「ホワイトターフ」。
凍った湖の氷の上に雪を撒いて数cmに圧雪して、そこにコースを作って開催される競馬です。毎年、2月第1週から第3週までの日曜日。その3日間のために氷に穴をあけて杭を立て、木の板を横に渡してコースを作っているのだから、途方もない手間がかかっています。
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馬券は20歳から、適度に遊ぶ、大人のたしなみ。
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