「サンモリッツの氷上競馬」 2/3頁
2020/3/10
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そういう条件だから、地球の気温が徐々に上がっているのは心配なところ。数年前にはコースに氷が薄い場所が発見されて、開催が途中で打ち切りになったことがあるらしいのです。
暖冬の今年は大丈夫なのかと心配していましたが、スイスはまあまあ寒い様子。雪をどかして氷を見ると、ざっと40cm以上の厚みがありそうでした。
それでも昼間の気温は過ごしやすく、埼玉県の冬と同じ服装でオッケー。でもニット帽と手袋は必須かな。ただ、雪は例年よりかなり少ないそうです……
第1週と第2週はポニーのレースがあるらしいのですが、私が行った最終週は大きい馬だけの全6レース。第1レースと第5レースがソリのレースで、第2、3、6レースが普通の競馬。第4レースは馬にスキーを履いた騎手が引っ張られる2700m戦となっていました。
もちろん馬券も売っていて、でも売上はそれほどでもない感じ。そもそもどうやって予想するのよという感じですから、単勝、複勝、馬連、ワイドはわかりますけど、3連単なんてよく特払いにならないものだ!
入場料が25スイスフラン(=およそ2800円)ということからも分かるとおり、これはまさに“見る競馬"。でもいちおう馬券を買いましたよ。狙ったのは第4レースの8号馬。
2700m戦だったら血統でしょ!
(第4レースで勝負)
ということでダンシリ産駒を選択。単勝と複勝を5スイスフランずつ買いましたが、私が持っているのはユーロだけ。さて、どうやって馬券を買ったのでしょうか?
答えは「クレジットカード」
入場料はクレジットカードで払いましたが、馬券もクレジットカード。当たればスイスフランが手に入ります。わくわく〜!
期待を込めて8番の馬(Monceau)を応援。長手綱で馬を操るのはモロ・フランコ騎手です。しかし各騎手はどこでこのレースの練習をしてきたんでしょうねえ。出走馬を集めるというところにもけっこうな苦労がありそう。
そういうところにも感心しながら、レースは2コーナー付近で見ました。ゼッケン8番は2番手追走でいい感じ!
(8号馬ガンバレ!)
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馬券は20歳から、適度に遊ぶ、大人のたしなみ。
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