2025 Dirt Triple Crown

2025.1.22 船橋 1,800m ブルーバードカップ(JpnIII) 【1着馬】羽田盃 出走権付与(地方所属馬)

2024年優勝馬 アンモシエラ号

2024年優勝馬 アンモシエラ号

Road to 羽田盃

Road to 羽田盃

ブルーバードカップとは

3歳ダート三冠戦線の先陣を切るのが「ブルーバードカップ(JpnIII)」。
2024年から船橋1,800mを舞台としたダートグレード競走として実施され、
南関東のみならず、JRAをはじめとした全国各地から3歳ダート三冠の挑戦権をかけ、有力馬たちが参戦してくる。

初年度の2024年は、JRA所属のアンモシエラがクビ・ハナ差の大接戦を制し、その後「京浜盃(JpnII)」2着、
「羽田盃(JpnI)」2着、「東京ダービー(JpnI)」3着と、3歳ダート三冠戦線で大活躍している。

また、ブルーバードカップは前年の「ブリーダーズゴールドジュニアカップ(門別・H2)」が指定競走とされている。
これは、同レースの優勝馬で「サンライズカップ(門別・H1)」5着以内、
または「JBC2歳優駿(門別・JpnIII)」地方馬上位3頭以内となった北海道所属馬に
ブルーバードカップの優先出走権が付与されるというものだ。

初年度の2024年はブラックバトラーが上記条件を満たしてブルーバードカップに参戦(6着)。
今年(2025年)は、リコースパローがブリーダーズゴールドジュニアカップ、サンライズカップを連勝して条件を満たしている。

予想<コスプレイヤー・こがらしりな>

今回予想を担当します、競馬好きコスプレイヤーの「こがらしりな」です。
地方・中央問わず競馬が大好きで、一口馬主もしています。
特に地方重賞が得意なので的中出来るように頑張ります!

◎クァンタムウェーブ
デビューからダート1,800mは2戦2勝で底を見せていない馬です。
過去2戦で砂かぶりの経験もしているので、どの枠に入っても問題なくレースが出来るでしょう。
「もちの木賞(1勝クラス)」では上がりのかかるタフな馬場の中勝利したことから、船橋でも適性があると考えます。

〇ミストレス
初ダートですが、血統的にもダートを走れる血統(近親にJRAダート4勝ミスティックロア)で、
矢作調教師も「元々ダートだと思っています」と仰っているので心配はなさそうです。
デビューから3戦全て逃げで坂井騎手と手も合いますし、当日が先行有利な馬場だったら厚めに狙いたいです。

☆ウィルオレオール
去年からJRA勢が加わり地方馬がどこまでやれるかといったところですが、
船橋の砂は12cm前後と他場に比べ負荷がかかるパワー向きの馬場です。
それを考慮すると、船橋で好走経験がある馬も抑えておきたいです。
この馬は平和賞をクビ差で勝利し、3着に5馬身差をつけており、船橋適性は言うまでもありません。
そういった面でJRAに対抗できると考え選びました。

こがらしりな

こがらしりな

有力馬紹介

●クァンタムウェーブ

父ナダル
母クァンタムミス(母父Smoke Glacken)

通算成績:2戦2勝

デビューからダート1,800m戦で2勝2勝。
過去5年で4頭の重賞ウイナーを輩出している「もちの木賞(JRA・1勝クラス)」を勝利した注目のナダル産駒だ。

デビュー2戦はスタートが安定していないものの、レースセンス抜群の内容で無傷の2連勝。
松永幹夫厩舎は2024年のアンモシエラに続き、「もちの木賞」⇒「ブルーバードカップ」の連勝を狙うことになる。

初の地方コース&ナイター競馬は課題となるが、3連勝を決めて更なる高みを目指したい。


●メルキオル

父ナダル
母サングレアル(母父ゼンノロブロイ)

通算成績:5戦2勝

芝コースでのデビュー2戦は苦戦したが、ダート替わりの3戦目を大差勝ち。
続く「プラタナス賞(JRA・1勝クラス)」も後続を寄せ付けない逃走劇を演じて勝利してダート2戦2勝とした。

母サングレアルは芝の「フローラS(JRA・GII)」覇者、祖母は偉大なるビワハイジという“超”がつく良血ファミリーの出身。
父にダートで産駒が大ブレイクしているナダルを迎え、ダートでのブラックタイプも増えそうな勢いを感じる。

松永幹夫厩舎はクァンタムウェーブとともにナダル産駒2頭出しだ。


●ミストレス

父キズナ
母チェロキーメイドン(母父Distorted Humor)

通算成績:3戦1勝

デビュー4戦目で初ダートに挑戦する牝馬。
芝コースでは新馬戦を6馬身差で完勝、続く2戦目は重賞「アルテミスS(JRA・GIII)」に挑戦して2着に好走している。

芝の2歳女王決戦「阪神ジュベナイルフィリーズ(JRA・GI)」でも先手を奪ったスピードは世代屈指。
船橋の深いダートで速力を生かせるかがポイントとなるが、世界の矢作芳人厩舎だけに勝算は大いに見込んでいるところだろう。

祖母Folkloreは「BCジュヴェナイルフィリーズ(アメリカ・GI)」の優勝馬。
さらに、母系からは三冠馬コントレイルを輩出するなど、活力に満ちた血統背景は魅力十分だ。

父は2024年のJRAリーディングサイアーに輝いたキズナ。


●ウィルオレオール

父レッドベルジュール
母カゼノボレロ(母父フサイチコンコルド)

通算成績:7戦3勝

ホッカイドウ競馬のデビュー戦、オープン特別を勝利。
出世レースとしても知られる重賞「栄冠賞(門別・H2)」でも2着に好走している。

南関東には今回で3回目の遠征。
ハイライトは10月の「平和賞(SII)」制覇だが、前走の「全日本2歳優駿(JpnI)」も最内を突いて6着なら上々の内容と言えよう。

青森で生まれ、ホッカイドウ競馬から3歳ダート三冠路線を狙うウィルオレオールの夢はまだ始まったばかりだ。


●リヴェルベロ

父レガルスイ
母ロサガリカ(母父フレンチデピュティ)

通算成績:9戦3勝

年末年始にかけて牝馬の特別戦を連勝中。
南関東牝馬クラシック路線もあるが、積極果敢にダートグレード競走に挑戦してきた。

持ち味でもあるスピードは牡馬相手でも通用しており、昨夏の重賞「ルーキーズサマーカップ(SIII)」では2着に好走。
今回はJRAからも同型の牝馬が参戦してくるが、地元船橋から唯一の参戦となれば力が入るところだろう。

父レガルスイは矢野義幸厩舎が手掛けた重賞ウイナーで、本馬の兄姉も同厩舎所属の馬が多いゆかりの血統。
母系を辿ればナターレ⇒ガイアフォースなどに繋がる血統背景にも注目したい。

データ分析

~南関重賞を解く~ 南関データ分析

参考レース

レース回顧

江橋大介さんコラム

レース概要

実施日 1/22(水)
競馬場 船橋競馬場
距離 1,800m
出走条件 サラ系3歳
負担重量 牡馬 56kg 牝馬 54kg
【地方所属馬】2025.1.10までの地方所属時の総収得賞金1,200万円超で1kg加増
【JRA所属馬】2025.1.10までの収得賞金500万円超で1kg加増
優先出走権 【地方所属馬】1着馬に「羽田盃(JpnI)」の優先出走権付与(セン馬除く)

キャンペーン

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