コラム

船橋記念

12月10日に船橋競馬場で行われた船橋記念は、3コーナーでハナを取り切ったエンテレケイアが1番人気に応えて押し切り勝ち。


エンテレケイア(Photo by 両角昭男)


JBCスプリント12着(コラム参照)から巻き返し、連覇に導いた吉原寛人騎手は「調子がずっといい中、結果を出せず悔しい思いでした。
スタートはしっかり決まってくれたし、もうひと踏ん張りというこの馬の良さを生かして勝てて良かったです」と安堵の表情。


吉原寛人騎手(Photo by 両角昭男)


『南関競馬スパッと予想』ブログで公開した予想は

◎コパノパサディナ3着
〇デュアリスト12着
▲カジノフォンテン5着
△エンテレケイア1着
△ザイデルバスト2着
△プライルード14着

でハズレ。

クビ+クビ差の2着争いを制したのは、メンバー最速の上がり3ハロン35秒5の末脚で追い込んだ4番人気ザイデルバストでした。
本橋孝太騎手は「なんとかならなかったのかなあ。器用さがないので、どうしてもこの負け方になっちゃう。乗り方一つ。
勝ちきるにはタメた方が良さそうだと前回(JBCスプリント8着)で思ったので、
よく考えた結果あそこ(後方4番手)になったけど、難しいなあ。今、状態は抜群ですし、チャンスはあります。
外に出し切っていないと伸びないから少頭数がいい」と悔しさをにじませながらも、初タイトル獲得に意欲を見せています。


ザイデルバスト(Photo by 両角昭男)


2番人気3着コパノパサディナの笹川翼騎手は
「ちょっと忙しい。1,000メートルでも勝てる力はあるけど、うまく噛み合わないと勝てるとは思えない。
もう一列前のポジションだったら勝っているけど、そこまで自分で作れないし、他力本願になっちゃう。
枠とか並び次第になっちゃうのを考えると1,200メートルがベストかな。力はめちゃめちゃある」と高評価。
今後の短距離路線でも主役候補の1頭になるでしょう。

JBCスプリントに出走した4頭が掲示板を占めた中で、
見せ場たっぷりの4着に健闘した9番人気メンコイボクチャンは要チェックでしょう。
約4か月半ぶりの実戦でしたが、庄司大輔騎手は
「休み明けでしたけど、追い切りもこなせましたし、思ったよりも前の方で競馬ができた。しっかり走ってくれたと思います。
最後の最後は止まっちゃいましたけど、久々のぶんかな。1,000メートルでこれだけ競馬ができるようになったのはすごく大きい。
昔は砂を嫌がったりしたけど、そういう面も出さなくなってきている」と確かな手応えをつかんでいます。


メンコイボクチャン(Photo by 両角昭男)


そして、ラストランとなった3番人気カジノフォンテンは5着。
有終の美は飾れませんでしたが、張田昂騎手は
「スタートは出たけど、今の砂は痛くて、キックバックを嫌がっていた。外に構えれば展開も違ったかなと思うけど、
無事に引退させてあげられたので、この後の馬生がいいものになるように願っています」とコメント。
引退式は12月12日の船橋競馬5日目第6レース終了後にウィナーズサークルで行う予定です。


カジノフォンテン(Photo by 両角昭男)


プロフィール

プロフィール

江橋 大介

競馬記者として25年以上に亘り南関競馬を取材する経歴を持つ。
長年の現場取材で培った自身の眼を頼りに、馬はもちろん南関競馬に携わるあらゆる人との繋がりで得られた情報を元に結論を導き出す予想スタイル。

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