コラム

桜花賞

3月18日に浦和競馬場で行われた南関東3歳牝馬三冠の第一戦・桜花賞は、
好スタートを決めたアンジュルナが単勝1・1倍の圧倒的な支持に応える逃げ切り勝ち。
ローレル賞、東京2歳優駿牝馬、ユングフラウ賞に次ぐタイトルを獲得し、連勝を6に伸ばしました。


アンジュルナ(Photo by 両角昭男)


ライバルをねじ伏せた主戦の野畑凌騎手は「スタートはすごくよく出ましたし、その後もハナへ行けたけど、
少し競られてしまってペースが上がりました。1、2コーナーの入りが少し早くなってしまって、
向こう正面でもなかなか息が入りづらいところに御神本さんが競りかけに来てきつかったけど、
直線でしっかり力を出し切ってくれました」と笑顔。
次走の東京プリンセス賞(4月30日、大井1,800メートル)で二冠制覇を狙います。


野畑凌騎手(Photo by 両角昭男)


『南関競馬スパッと予想』ブログで公開した予想は

◎アンジュルナ1着
〇トリップス6着
▲ナーサリーテイル4着
△ブレイズエッジ2着
△トウキョーアンナ9着

で的中。

真っ向勝負を挑んだ3番人気ブレイズエッジは見せ場を作りましたが、最後は振り切られて2馬身差遅れの2着。
コンビ2度目となった御神本訓史騎手は「4コーナーで行けるかと思ったけど、先にこっちがタレちゃった。
巻き返すのは難しい部分があるのかもしれないけど、距離が延びた方が良さそうだし、右回りになるのはいいと思っている。
今日はゲートで出負けしているので、五分のスタートだったらもうちょっとかもしれないけど、
それにしても強い」と結果を受け止めています。


ブレイズエッジ(Photo by 両角昭男)


一方、メンバー最速の末脚で3着まで追い上げた4番人気グッドディーズの本田正重騎手は「浦和向きではないですね。
大井の1,800メートルは合うと思います。輸送がダメで今もちょっとイレ込むけど、前回の大井(東京2歳優駿牝馬4着)よりマシ。
次はいいんじゃないですか。楽しみです」と好感触。


グッドディーズ(Photo by 両角昭男)


2番人気4着ナーサリーテイルの矢野貴之騎手も「位置を取りに行くとなし崩しに脚を使っているみたいで、
年末(東京2歳優駿牝馬2着=コラム参照)の切れがない。もうちょっと位置取りを考えた方がいい。
ローレル賞で乗った時に比べたら馬はいいので、乗り方次第。全体的にパワーアップしている。
1,800メートルの方がいいと思います」とコメント。
ともに距離延長を味方につけて、少しでも差を縮めたいところでしょう。

そして、7番人気5着ティーズセラフの吉原寛人騎手は「さすがにペースが速かった。
その中でなんとか我慢して追走してくれたので、自分の脚は使ってくれた。
東京プリンセス賞の権利がないので仕切り直しになるのかな。
グッと上がって馬も締まって良くはなっているけど、現状は上位と差がありそう」。

6番人気9着トウキョーアンナの本橋孝太騎手は「長いかな。最後はヘロヘロ。1,400メートルまでかな。
1,200メートルでもいい」と振り返っています。
ユングフラウ賞(コラム参照)ではクビ差の2着争いを演じた2頭ですが、二冠目の舞台は条件が厳しそうです。

プロフィール

プロフィール

江橋 大介

競馬記者として25年以上に亘り南関競馬を取材する経歴を持つ。
長年の現場取材で培った自身の眼を頼りに、馬はもちろん南関競馬に携わるあらゆる人との繋がりで得られた情報を元に結論を導き出す予想スタイル。

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