
4月15日に大井競馬場で東京スプリントが行われ、
3コーナー手前で先頭に立った2番人気のJRAドラゴンウェルズが押し切り勝ち。
年明けから3連勝を飾り、ダートグレード競走初挑戦でタイトルを獲得しました。

ドラゴンウェルズ(Photo by 両角昭男)
これでコンビ5戦4勝2着1回とした戸崎圭太騎手は「道中はリズム良く走ってくれました。
昔は砂をかぶったり、もまれたりした時に少しもろさが出てしまったので、
今日は1枠でしたし、行くことだけを考えて乗っていました。
初めて乗せていただいた時から1戦1戦成長も感じますし、良くなっていますね」と笑顔。

ドラゴンウェルズ&戸崎圭太騎手(Photo by 両角昭男)
『南関競馬スパッと予想』ブログで公開した予想は
◎ファーンヒル7着
〇ヤマニンチェルキ4着
▲ママコチャ5着
△ドラゴンウェルズ1着
△チカッパ6着
でハズレ。
◎に推奨した4番人気のJBCスプリント王者ファーンヒルは、激しい先行争いを制したものの迎撃ならず7着。
転入後の連勝は3でストップしましたが、主戦・笹川翼騎手は
「悪くなかったです。馬もある程度は仕上がっていましたし、やりたいような走りはできました。
今日は58キロで難しい部分があって、テンにダッシュをつけたぶん少しバランスもノメってしまったし、
馬場も緩くなったので余計ですけど、ちょっとしたところが噛み合わなくて最後の失速につながった。
でも、休み明けでしっかり競馬に参加できているし、テンにスピードのあるところは見せられたので、
ちょっと調整がつけばなんとかなると思います」と前向き。
次戦での変わり身に期待しましょう。
インの3番手を進んだ8番人気ティントレットがしぶとく食い下がり、地方最先着の2着に健闘しました。
今年1月の準重賞・ウインタースプリントV以来の実戦でしたが、石川倭騎手は
「返し馬はちょっと集中力に欠けていたけど、すがるくて休み明けを感じさせないような状態。
ただ、叩いた方がいいタイプというか、今までの成績がそうだったので、気持ちを入れるように乗りました。
集中力が鍵になるので、自分の形になればという感じ。やめるタイミングがはっきりとつかみ切れていないので、気持ちだけ。
1,000メートルは忙しいけど、1,600メートルでも大丈夫な走り」と振り返っています。

ティントレット(Photo by 両角昭男)
転入初戦のフジノウェーブ記念(1番人気7着=コラム参照)からの巻き返しが注目された7番人気チカッパは6着。
矢野貴之騎手は「前回より雰囲気もいいし、前回はたぶん気持ち的に空回りしているところがあったのかなという感じだったけど、
今日の走りなら全然いい。展開待ちのところはあるかもしれないけど、この馬らしい競馬になってきたんじゃないかな。
1,400メートルでももっとゆっくり行けばいいんだろうけど、大井の1,400メートルだと届かない。
1,200メートルの方が全然いい」と手応えをつかんでいます。

チカッパ(Photo by 両角昭男)
そして、前走の船橋記念で連覇を達成していた10番人気エンテレケイアは展開が厳しく13着に敗れ、
吉原寛人騎手は「スタートも決めて良かったのに、ファーンヒルが速くて、
どうしても外枠からだと行ききるまで行けないというか、自分の競馬ができなかった。
状態は良さそうだったので、どこかで頑張りたいと思います」とコメント。


江橋 大介
競馬記者として25年以上に亘り南関競馬を取材する経歴を持つ。
長年の現場取材で培った自身の眼を頼りに、馬はもちろん南関競馬に携わるあらゆる人との繋がりで得られた情報を元に結論を導き出す予想スタイル。
