コラム

羽田盃

4月29日に大井競馬場でダート三冠の第一戦・羽田盃が行われ、
ダートグレードウイナー3頭による激しい追い比べを制したフィンガーが3馬身差をつける完勝。


フィンガー(Photo by 両角昭男)


京浜盃2着(コラム参照)のリベンジを果たした戸崎圭太騎手は
「スタートも上手に出てくれて一度はハナに立てたけど、少しペースを落としすぎたかな。
すごくいい気分で走っていたし、先生と話したプランがうまくいったと思います」とコメント。
東京ダービー(6月10日、大井2,000メートル)で二冠を狙います。


戸崎圭太騎手(Photo by 両角昭男)


『南関競馬スパッと予想』ブログで公開した予想は

◎ロックターミガン2着
〇リアライズグリント4着
▲フィンガー1着
△サンラザール5着
△アヤサンジョウタロ9着

で的中。

京浜盃勝ち馬ロックターミガンは単勝1・6倍の断然人気に応えられず2着に敗れ、
西村淳也騎手は「ちょっと厳しい競馬になりましたが、これも競馬です」と言葉少な。


ロックターミガン(Photo by 両角昭男)


2番人気の雲取賞勝ち馬リアライズグリントは、スタートで後手に回る不利を1、2コーナーでリカバリーするも4着に終わり、
坂井瑠星騎手は「馬の状態自体はすごく良かったと思うけど、ゲートの駐立がうまくいかなくて、その後の組み立てが難しくなりました。
上位馬と能力差はないと思うので、巻き返せるように頑張りたいです」と悔しそう。


リアライズグリント(Photo by 両角昭男)


メンバー最速の末脚で追い込んだ6番人気ロウリュが地方最先着の3着に健闘しました。
“3強”の一角を崩した吉原寛人騎手は「1週前の追い切りに乗せてもらって、
だいぶ馬も成長して良くなってきているのを実感できたので、今日は自信を持って競馬に挑みました。
けっこう流れの厳しい中、しっかり中団で脚をためられたので、そこらへんも馬の成長があったのかな。
しっかりジワジワ伸びてくれて、ダービーの距離の方がさらにいいんじゃないかなという期待を感じさせる走り」と好感触。

一方、3走前のJRA未勝利戦でフィンガーを破った実績がある4番人気サンラザールは5着。
転入初戦の準重賞・スターバーストカップを圧勝して臨みましたが、
矢野貴之騎手は「前走通りあまり操縦性が良くなくて、1コーナーまで本当にムキになって走っている。
返し馬では落ち着いているように見えるけど、ゲートの中で神経質なところを見せているのがこの馬の若さなのかな。
展開的には離れた4番手でいい感じだけど、前半800メートルを噛みすぎちゃっているので、やはり伸び切れない。
前半の運びが非常に難しいので、どう向き合っていくか。距離が延びればクリアしないといけない課題が多い。
1周同じ手前で走っているとか、まだ余裕がないし、初ナイターでハロン棒の影を跳んでいるところもあるので本当に荒削り。
ポテンシャルはあるから、前半うまく運べれば爆発してもいいんじゃないかな」と気持ちを切り替えていました。

プロフィール

プロフィール

江橋 大介

競馬記者として25年以上に亘り南関競馬を取材する経歴を持つ。
長年の現場取材で培った自身の眼を頼りに、馬はもちろん南関競馬に携わるあらゆる人との繋がりで得られた情報を元に結論を導き出す予想スタイル。

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