コラム

大井記念

5月20日に大井競馬場で大井記念が行われ、ハナを奪った3番人気サントノーレが後続を6馬身突き放す圧勝。
昨年8月のフリオーソレジェンドカップ以来となる復活Vを飾り、5つ目のタイトルを手に入れました。


サントノーレ(Photo by 両角昭男)


文句なしのパフォーマンスに矢野貴之騎手は「この馬の力を見せることができてホッとしています。
逃げというのをスタートの一歩目で決めさせてもらいました。
折り合いと追い出しが非常に難しいところがあるけど、よく辛抱して走ってくれました。
こんなに離れているとは思いませんでしたし、素晴らしい時計(2,000メートル2分4秒2)でビックリしています」とコメント。


サントノーレ&矢野貴之騎手(Photo by 両角昭男)


『南関競馬スパッと予想』ブログで公開した予想は

◎リベイクフルシティ5着
〇ドゥラエレーデ13着
▲スレイマン4着
△サントノーレ1着
△ディープリボーン3着
△ナンセイホワイト6着

でハズレ。

前哨戦のブリリアントカップ(コラム参照)で大敗した2頭が変わり身を見せて波乱を演出しました。

2着争いをクビ差で制した12番人気サヨノネイチヤの西啓太騎手は「前回は壁を作れなくてちょっとだらしなかったので、
今回はしっかり壁を作ってという感じで先生と話をして、それがすごく良くてしまいもしっかり脚を使ってくれた。
馬自身も状態が上がってきているのかなという感じ。まだ良くなりそうだし、気持ちが切れていないのがいい」と好感触。


サヨノネイチヤ(Photo by 両角昭男)


5番人気3着ディープリボーンの石川倭騎手は「道具(ブリンカー、シャドーロール)も効いているし、
メンタル的なコントロールが好走の要因かな。馬も落ち着いて、前走と全然違うテンションだった。
コース2度目、ナイター2度目、あとは厩舎の努力じゃないですか。これだけ激変するのも珍しい。
メンタルが全然違う馬で、逆に不安になるぐらい落ち着いていたし、メドは立ったと思う。
距離は延びるぶんには問題ない」と手応えをつかんでいます。

一方、◎○に推奨した2頭は不本意な結果に…。

2番人気リベイクフルシティは末脚不発の5着に終わり、和田譲治騎手は
「この砂がダメだった。パサパサだとけっこう嫌がる。これが響いて後手、後手になっちゃって、
外々を回される形になっちゃいました。前回ほどの手応えがなかった」。

1番人気に応えられず13着に沈んだドゥラエレーデの野畑凌騎手は
「1コーナーに入るまでにいい位置を取れたけど、若干(ハミを)噛んじゃいましたね。
いいリズムで行けていたので、直線で一騎打ちかと思ったけど、3、4コーナーで置かれてしまって最後は脚が上がってしまいました。
もう少しうまく折り合えればいい結果だったと思います」と悔しさをにじませていました。

そして、7番人気6着ナンセイホワイトの安藤洋一騎手は「距離が長いですね。パッタリ止まった。
1,800メートルがギリギリ。もう少し壁を作りたかったけど、外枠だったから壁を作れなかった」。

4番人気4着スレイマンの御神本訓史騎手は「オンオフの激しい馬だけど、今日は返し馬から落ち着いていた。
ゲートの中は落ち着きすぎているぐらいで、ちょっと出負けした感じだったけど、こういう競馬ができればチャンスは回ってくる。
大井コースは大丈夫だけど、左回りの方がいい感じがする」と振り返っています。

プロフィール

プロフィール

江橋 大介

競馬記者として25年以上に亘り南関競馬を取材する経歴を持つ。
長年の現場取材で培った自身の眼を頼りに、馬はもちろん南関競馬に携わるあらゆる人との繋がりで得られた情報を元に結論を導き出す予想スタイル。

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