コラム

東京ダービー

6月10日に大井競馬場でダート三冠の第二戦・東京ダービーが行われ、
1コーナー手前でハナを奪った2番人気フィンガーがライバルの追撃を完封。
ブルーバードカップ、羽田盃に次ぐ3つ目のタイトルを獲得し、三冠に王手をかけました。


フィンガー(Photo by 石井一雄)


主戦の戸崎圭太騎手は「この馬の良さを引き出すにはタフな競馬がいいと思っていたので、
けっこう強気で行こうと思っていました。前半で出しているぶん、落ち着いてはいないだろうと思ったけど、それも予定通り。
早々に手応えは悪くなるけど、そこからのしぶとさがこの馬の持ち味。
これだけ結果を出しているので、三冠もあると思います」ときっぱり。
同じ舞台で行われるジャパンダートクラシック(10月7日)で、新体系になってから初の偉業達成に期待がかかります。


戸崎圭太騎手とフィンガー(Photo by 石井一雄)


『南関競馬スパッと予想』ブログで公開した予想は

◎フィンガー1着
〇ロックターミガン4着
▲リアライズグリント3着
△シルバーレシオ2着
△ゴッドフェンサー5着

で的中。

1番人気に支持されたユニコーンステークスの勝ち馬シルバーレシオはメンバー最速の末脚で追い上げるも2着に終わり、
岩田望来騎手は「一番強い競馬をしてくれたと思います。前半は(位置を)取れる馬ではないのでリズム良く、
最後は手前を替えきれなかったけど、力は証明してくれた。
秋以降に期待したいです」とリベンジを狙っています。


シルバーレシオ(Photo by 両角昭男)


勝ち馬をマークする形でレースを進めた2頭は直線で伸びきれず、
4番人気3着リアライズグリントの坂井瑠星騎手は「とてもいい流れですごくうまくいきましたけど、勝った馬が強かったです」。
3番人気4着ロックターミガンの西村淳也騎手は「スタートは良かったけど、勝ち馬に主張された。最後は苦しくなった」とコメント。


ロックターミガン(Photo by 両角昭男)


初物尽くしにもかかわらず、地方最先着の5着に食い込んだ園田の6番人気ゴッドフェンサーは収穫大です!!
連勝は5でストップしましたが、吉村智洋騎手は「自分が思っている以上に評価できる内容だったんじゃないですかね。
(道中)若干遅れ気味になってくるところがありましたけど、ちょっとだけ促していくとそれなりについて行く。
1番の馬(サンラザール)がかわされないぐらい辛抱していたけど、きっちりとらえてくれたから、かなり評価できる。
初めて2,000メートルを経験した中でしっかり伸びてくれているし、よく頑張ってくれた。
この経験が生きてさらに強くなると思います」と手応えをつかんでいました。

そして、南関東最先着だった5番人気6着サンラザールも要チェックでしょう。
矢野貴之騎手は「折り合いに関しては前走よりスムーズなレースができましたけど、ちょっとハミが効きすぎている感じ。
やはりスピードはありますよ。今日も行こうと思えば行けるし、行ってどんなものか見てみたかったのもあるけど、
現状で2,000メートルは長いと思う。1,200メートル、1,400メートルのワンターンで見てみたい」。
羽田盃コラムで触れた通り、ポテンシャルの高さは疑いようがなく、スプリント路線で大化けする可能性がありそうです。

プロフィール

プロフィール

江橋 大介

競馬記者として25年以上に亘り南関競馬を取材する経歴を持つ。
長年の現場取材で培った自身の眼を頼りに、馬はもちろん南関競馬に携わるあらゆる人との繋がりで得られた情報を元に結論を導き出す予想スタイル。

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