コラム

さきたま杯

6月24日に浦和競馬場でさきたま杯が行われ、最後の直線で早めに抜け出した2番人気のJRAロードフォンスが押し切り勝ち。
かしわ記念3着のリベンジを果たし、今年2月の根岸ステークスに次ぐ重賞3勝目を飾りました。


ロードフォンス(Photo by 両角昭男)


主戦の横山和生騎手は「1勝クラスから乗せてもらって本当に思い入れの詰まった馬ですし、
一緒にJpn1を勝てたのが本当にうれしいです」と笑顔。


横山和生騎手(Photo by 両角昭男)


『南関競馬スパッと予想』ブログで公開した予想は

◎ウィルソンテソーロ2着
〇ロードフォンス1着
▲ベストグリーン8着
△アウストロ6着
△ヤマニンチェルキ10着

で的中。

JRA勢に割って入り、掲示板に載ったのは大井・荒山勝徳厩舎の2頭でした。
プラチナカップの覇者イグザルトは2コーナーを過ぎても最後方という厳しい位置取りでしたが、
メンバー最速の上がり3ハロン35秒8の末脚を発揮して3着。
8番人気の低評価を覆す好走に、コンビ2度目の矢野貴之騎手は
「めちゃ切れました。スタートもうれしい誤算というか出すぎたところがあって、
前半ガチャっとしたのが逆にうまく(ポジションを)下げられたなという感じ。
道中の運びさえうまくいけばすばらしい切れ味を持っていますし、
広いコースの方が絶対にいい。前走よりも馬自体の重心が低くなってすごく良さを感じた」と絶賛。


イグザルト(Photo by 両角昭男)


2年連続4着となった7番人気ティントレットの石川倭騎手は
「ゲートを出なかった。今まではそれで走らなかったけど、しっかり(砂を)かぶっても最後は差してきたし、新しい一面です。
1,400メートルは合っていそう。一発あると思います。決して(馬自身の)最速タイムでは走れていないし、
縮められる要素はある」と交流タイトル奪取に手応えをつかんでいます。

地元・浦和のタイトルホルダー2頭も巻き返しを期待できそうです。
スタート後に他馬に寄られる不利があった10番人気6着アウストロの笹川翼騎手は
「今日は歓声を聞いていたから、少し物見みたいな感じでスタートを出なかったですね。
流れに乗れていない訳ではないけど、バテない持ち味をもっと生かしたかった。
ペースが速かったし、出ても行けたか分からないですけど、力のあるところは見せています。
どこかで大きいところを取れると思うし、もうちょっと距離があっていいかも。折り合いはつくから、1,600メートルぐらい。
難しいけど、破壊力があるし、力はめちゃくちゃある。この馬すごく好きです」とポテンシャルの高さを再認識。


アウストロ(Photo by 両角昭男)


一方、9番人気7着ジョージテソーロの落合玄太騎手は
「みんなペースが上がって行く中で、馬が落ち着いちゃうので1,400メートルはちょっと…。
前回とは比べものにならないぐらいゲートはポンと出たけど、やはり忙しいですね。1,400メートルならワンターンの方がいい」。
プラチナカップのコラムでも触れた通り、マイルの舞台なら一変しても不思議はありません。

最後に、ホッカイドウ競馬の6番人気ベストグリーンに初騎乗した吉原寛人騎手は
「リズム良く走ってくれたけど、4コーナーの手応えの割に追い出してからの反応がイマイチで、
思ったよりひと伸びもしない感じで終わっちゃった。
今のところ1,200メートルぐらいの方がいいのか、古馬の壁があるのか…」と残念そうでした。

プロフィール

プロフィール

江橋 大介

競馬記者として25年以上に亘り南関競馬を取材する経歴を持つ。
長年の現場取材で培った自身の眼を頼りに、馬はもちろん南関競馬に携わるあらゆる人との繋がりで得られた情報を元に結論を導き出す予想スタイル。

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