
9月10日に川崎競馬場で若武者賞が行われ、逃げた3番人気ルースアグレッシブが後続に5馬身差をつけて初タイトルを獲得。
断然人気に支持されながらも6着に沈んだルーキーズサマーカップ(コラム参照)のリベンジを果たしました。

ルースアグレッシブ(Photo by 両角昭男)
出ムチを入れてハナを主張した笹川翼騎手は「もうこれしかないと思っていました。
手応えはずっとあったけど、まだ自分から進んで行く感じではなかったので、後ろの馬との距離感を大事にしながら乗っていました。
今日は終始勝つだろうと思いましたが、直線で少し離したところでフッと抜けてしまったり、メンタルが課題の馬。
血統的にもすごく楽しみにされているし、荒削りの部分が改善されれば」とコメント。

笹川翼騎手&ルースアグレッシブ(Photo by 両角昭男)
『南関競馬スパッと予想』ブログで公開した予想は
◎ルースアグレッシブ1着
〇ナイトムーブ4着
▲ウノキボンバイエ2着
△ブラフキャッチ3着
△ドゥオーモアモーレ9着
で的中。
ルーキーズサマーカップの覇者ウノキボンバイエは1番人気に応えられず2着に敗れ、デビュー以来の連勝が2でストップしました。
室陽一朗騎手は「悔しいですね。前回と枠も違ったし、勝ち馬は自分の競馬ができた時はあれだけ走れる。馬は悪くないです。
かぶされたから番手に切り替えたけど、僕が行く気でもっとテンから出して行けば良かったのかもしれない。
走る馬なのは分かっているので、鎌倉記念でリベンジできれば」と巻き返しを誓っています。

ウノキボンバイエ(Photo by 両角昭男)
道中は内々をロスなく回って3着に食い込んだ4番人気ブラフキャッチの野畑凌騎手は
「レース内容としては思っていた通りのいい競馬ができました。ただ、ちょっと仕掛けが早くて一瞬詰まってしまったところがあった。
長い脚を使えてすごく良かったし、競馬はうまかったけど、ちょっと忙しい。距離が延びてもっといい」と高評価。

ブラフキャッチ(Photo by 両角昭男)
一方、直線で伸びきれず4着に終わった2番人気ナイトムーブの本田正重騎手は
「勝ちに行った結果だけど、展開的にも思ったより流れなかったので、内でジッとしていれば2着はあったかな。
良馬場の方が走りは良さそう。距離は延びても大丈夫」と悔しそう。
心身ともに若く、パフォーマンスが不安定なのは仕方がありません。
鎌倉記念(10月14日、川崎1,600メートル)での再戦が濃厚ですが、地方交流で展開が読みづらく、枠順や馬場次第で結果も変わってきそうです。


江橋 大介
競馬記者として25年以上に亘り南関競馬を取材する経歴を持つ。
長年の現場取材で培った自身の眼を頼りに、馬はもちろん南関競馬に携わるあらゆる人との繋がりで得られた情報を元に結論を導き出す予想スタイル。
