2019年6月5日(水) 大井2,000m
東京ダービー(S1)
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6番人気以下の馬が台頭!
【人気別成績】
※左から【1着-2着-3着-4着以下】
1人気【3-1-2-4】
2人気【2-1-3-4】
3人気【1-1-2-6】
4人気【1-0-0-9】
5人気【0-1-1-8】
6人気以下【3-6-2-94】
注目は「6番人気以下」の成績。
過去10年で3勝、2着6回、3着2回の成績を挙げており、全連対馬20頭中、9頭を「6番人気以下」が占めている。
連対馬を“人気別での組み合わせ"で見てみると…
■「5番人気以内同士」:2回
■「5番人気以内&6番人気以下」:7回
■「6番人気以下同士」:1回
最も多い組み合せは「5番人気以内&6番人気以下」。
昨年も「1着:2番人気 ⇒ 2着:6番人気」の順で決着している。
なお、2009年〜2018年の南関東クラシック第1戦「羽田盃(S1)」では、
「1番人気馬」が6勝(連対率80.0%)、「2番人気馬」が3勝(同50.0%)と、上位人気馬が順当に結果を残している(※)。
羽田盃から約1か月ではあるものの、世代の頂点を決める東京ダービーは一筋縄ではいかないということだろう。
※羽田盃の「6番人気以下」は1勝(連対率2.3%)
荒れる東京ダービー!
【配当傾向】
※左から【単勝|馬複|三連単】
2018年【490円|6,630円|173,350円】
2017年【370円|230円|2,690円】
2016年【700円|66,350円|705,810円】
2015年【2,930円|23,030円|669,140円】
2014年【110円|1,500円|8,740円】
2013年【1,230円|2,080円|35,400円】
2012年【1,490円|4,360円|48,930円】
2011年【120円|960円|4,300円】
2010年【180円|10,590円|105,980円】
2009年【3,310円|16,240円|133,090円】
平均【1,093円|13,197円|188,743円】
「馬複」と「三連単」は高配当となる傾向。
「馬複」は3桁配当が2回しかなく、万馬券は4回。
「三連単」は万馬券が7回、うち5回は10万円を超えるビッグ配当となっている。
こちらも羽田盃の平均配当(2009年〜2018年)と比較してみよう。
「馬複」は羽田盃1,387円に対して、東京ダービーは13,197円、「三連単」は羽田盃68,323円に対して、東京ダービーは188,743円。
配当面からも東京ダービーの難解さがお分かり頂けるだろう。
過去7年で5勝!7枠が好相性!
【枠番別の成績】
※左から【1着-2着-3着-4着以下】
1枠【0-0-2-17】
2枠【0-3-2-14】
3枠【1-0-2-17】
4枠【1-1-1-16】
5枠【2-2-0-15】
6枠【0-3-0-17】
7枠【5-0-1-14】
8枠【1-1-2-15】
「7枠」の成績が凄い!
過去10年で5勝、3着1回、さらに強調すると、過去7年で5勝、3着1回の固め打ちだ。
次いで成績が良いのは、2勝、2着2回の「5枠」だが、2014年2着を最後に連絡みはない。
代わって上昇してきたのが「6枠」で、現在、3年連続で2着に好走している。
「内枠(※)」、「外枠」の括りでは、「外枠」が優勢。
距離ロスの少ない「1枠」と「2枠」から優勝馬が出ていないのも気になるところ。
※「1〜4枠」を内枠、「5〜8枠」を外枠とする
牡馬が断然強い!
【牡馬牝馬別の成績】
※左から【1着-2着-3着-4着以下】
牡馬【9-10-9-106】
牝馬【1-0-1-19】
セン馬【0-0-0-0】
牡馬が好成績を収めており、牝馬は1勝、3着1回と苦戦している。
牝馬で「東京ダービー」を制したのは2011年クラーベセクレタ。
南関東クラシック第1戦「羽田盃」との二冠を達成した馬で、牝馬としては1991年アポロピンク以来、史上5頭目のダービー馬誕生だった。
東京ダービー馬は羽田盃上位馬から!
【羽田盃の着順別の成績】
※左から【1着-2着-3着-4着以下】
羽田盃1着【2-1-2-5】
羽田盃2着【2-0-2-5】
羽田盃3着【4-1-0-6】
羽田盃4着以下【0-5-3-42】
※2012年の「羽田盃」は3着同着
南関東クラシック戦線の王道は「京浜盃(羽田盃TR)」⇒南関東クラシック第1戦「羽田盃」⇒「東京ダービー」。
当然ながら、羽田盃は東京ダービーを占う最重要レースとなる。(羽田盃1〜5着馬は東京ダービー優先出走権)
「羽田盃」の上位勢では、優勝馬及び2着馬がそれぞれ2勝、3着馬が4勝。
羽田盃優勝馬に注目が集まるところではあるが、2・3着からの戴冠の方が目を引く結果となっている。
ただし、「羽田盃」で4着以下に敗れた馬からは、東京ダービー馬が誕生していない。
昨年を振り返ると、優勝したハセノパイロは「羽田盃」3着からの戴冠。
一方、「羽田盃」1・2着馬は馬券圏外となり、「羽田盃」7着クリスタルシルバー、同5着クロスケが2・3着に好走している。
ちなみに、「羽田盃」&「東京ダービー」の二冠を達成したのは2011年クラーベセクレタと2014年ハッピースプリントの2頭。
単勝配当はそれぞれ120円と110円。他を圧倒する実力の持ち主だったということだろう。
2019年羽田盃の結果
東京湾カップ上位馬は2着が一杯…
【東京湾カップ(東京湾C)の着順別の成績】
※左から【1着-2着-3着-4着以下】
東京湾C1着【0-0-2-7】
東京湾C2着【0-0-0-9】
東京湾C3着【0-2-0-6】
東京湾C4着以下【0-0-0-22】
1・2着馬に東京ダービーへの優先出走権が付与される「東京湾カップ(S3)」。
過去10年の優勝馬のうち、昨年を除く9頭が東京ダービーに出走しているものの、最高成績は2010年マグニフィカ、2014年サーモピレーの3着。
むしろ、3着馬の成績が良く、2009年ブルーヒーロー、2016年プレイザゲームが2着に健闘している。
「東京湾カップ」の上位3着内の馬は、のべ26頭が参戦して、2着2回、3着2回。“本番"にはあまり直結していないのが現状だ。
2019年東京湾カップの結果
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