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コラム
「ダートのふるさとに行ってきました」
2015/11/16
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その砂丘があるのは、東通村尻労。尻が労すると書いて「しっかり」と読む。下北砂丘は鳥取砂丘よりもはるかに広いのだけれど、大半が防衛関係やらのエリアになっているので、ビュースポットがほとんどない。ということもあって下北砂丘は全く観光地化されていないので、私も下北砂丘が広さ日本一とは、つい先週まで知らなかった。果たしてこの砂丘のどのあたりが大井と川崎の砂のふるさとなのかしら……?

そのことに後ろ髪をひかれつつ南下すると、次の自治体は六ケ所村。ここにも砂を採取する現場があって、こちらは船橋と浦和の砂の供給地となっている。東通村から六ケ所村に入り、3kmほど走ったあたりがその現場。すると国道338号線の道路わきに、山と積まれた砂が見えるではありませんか!

六ヶ所村にあるダートのふるさと
(六ヶ所村にあるダートのふるさと)

この色だと砂の状態は「重」かな。なんでもこのあたりの砂は粒が細かく、光を受けるとキラキラするらしい。ということもあって、JRAの競馬場およびトレセンなどでは、ほぼ100%の砂が六ケ所村から運ばれているらしい。馬場の砂を全面入れ替えするためには、どうやら1500トン程度は必要らしいから、10トン積みのダンプカーで150台……。馬場を維持管理するのはとても大変なこと。「砂でしょ?」などと侮ってはいけないのだなあ。

というわけで、南関4場の砂のふるさとを訪問することができて個人的に満足。このあたりは人家がほとんどなく、砂の上に育った松林が延々と続いている。だからこそ、砂を遠慮なく採取できる場所になっているのかも。これが九十九里や大洗だと、競馬場には近いけれども海岸近くまで人家があるから、ごっそりと砂を持っていくのは難しそうだ。

ぜひ皆様も機会を作って、三沢空港でレンタカーを借り、六ケ所村と東通村の砂丘ロードを通り、尻屋崎で馬とたわむれるツアーを体験してみてください!ただし、冬はおすすめできません。道路は凍るし、場合によっては地吹雪に遭遇する可能性も。

以前、2月中旬の夜8時頃に国道338号線を通ったとき、上り坂がツルンツルンで進めなくなってしまったことがあったのですよ。そのときは偶然たまたま、どでかいタイヤを履いたRV車が停まってくれて、牽引してあげるよと助けてくれたので生きて帰れたのだけれど。こちらはもちろん、スタッドレスタイヤを履いていましたよ。しかしそれでも冬の田舎道は死に直結する可能性があるのだから恐ろしい……。

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