「全日本新人王争覇戦!」
2016/1/25
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という苦い経験を踏まえて編み出された必勝法?が「単勝全部買い」。高知でも井上オークス先生が「全部買いました」とキッパリ言い、そして第1戦が13.3倍、第2戦が21.6倍で黒字決算になっておった。さすがじゃ。
全日本新人王争覇戦が荒れる要因は、まさに騎手。うまいとかヘタとかではなく、不慣れなのだ。今年は地元の妹尾浩一朗騎手以外、高知が初めて。さらに大半の騎手が「他地区で乗るのが初めて」だった。
そうでなくても基本的にジョッキーレースはペースが上がりがち。その展開をもっとも味方にしたのが見越騎手だったといえるだろう。なんてったって、騎乗馬は2頭とも9番人気。2戦目は競走除外が発生したので、ビリ人気である。先行したくてもできない馬だからこそ流れに乗れて、最後の伸び脚につながったような感じがするのだから面白い。
(第2戦見越騎手)
もう一人、大井の瀬川将輝騎手は、初戦が2着で2戦目が6着。初戦はインコースでも砂がそれほど深くない場所をうまく立ち回ってきたように見えたが、大外一気の脚に屈してしまった。続く2戦目は後方のまま。そのあたりも含めて、今回は補欠繰り上がりから優勝を勝ち取った見越騎手に運が向いていたようだ。
(第1戦瀬川騎手)
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