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コラム
「間もなく新馬戦のシーズン」
2016/3/28
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それが今は、9月に鞍をつける練習を始め、11月には馬にまたがって運動している馬が多い。その時期に坂路調教をバリバリやっている1歳馬もいる。昔は年が明ける前に坂路に入れましたよと聞いたら、早いですね〜なんて言っていたのに。

これは、多くの育成場の馬場に屋根がついたことも大きいだろう。馬場に雪が積もっては、スピードを出して走ることに危険が伴う。また、雪からの水分が馬場を凍らせて、蹄に悪影響を及ぼすケースが考えられる。

もうひとつには、馬のプロの見る目が上がったという点がある。早い時期から走らせたほうがいいのか、それともじっくり待つべきか。その選別を的確にできるようになったからこそ、早い時期を目指して仕上げることもできるわけだ。

とはいえ、それができる育成場はまだ少数派。昨年の南関東では、6月までの新馬戦はすべて出走頭数が8頭以下だった。また、南関東でデビューするためには、北海道からの移動と、それに伴う環境の変化をクリアする必要がある。

という条件があるわけだから、早い時期の2歳戦は当てやすいという面があるのは確か。そして素質とともに、育成牧場の技術の差も大きいような気がする。専門紙などにはどこで育成されたかという記載はないが、その手がかりがネット上にある馬もいる。

そういう部分にも目を配りながら、まもなく始まる新馬戦に備えていきましょう。しかしながら、今年は暖冬だったためか、どの牧場でも馬の毛艶がとてもいいのには驚きましたわ。

2歳馬取材の風景
(2歳馬取材の風景)

気温としては、3月下旬でも昼が5度前後で、朝晩は氷点下という数字。でも冬の間の雪が例年に比べるとものすごく少なかったというのは、2歳馬の仕上がりにとって何よりの援軍になっているようだ。

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