「ダート路線への特化は宝の山!?」
2017/5/8
前のページへ
とはいえ、羽田盃もかなり価値が高いレース。
いわゆる良血馬がひしめき合う芝の王道路線を目指して厚い壁に挑むよりも、こういう方面に注力するのもひとつの道だと思います。
フィガロ産駒で2頭の東京ダービー馬を出したサンシャイン牧場は、昨年のバルダッサーレで3勝目。
まさに私がよく使っている格言「人の行く 裏に道あり 花の山」を実践している感じがします。
そして最近になって以前よりも活躍が目立っているのが、グランド牧場出身の馬たちと、浦河の山口ステーブルで育成された馬たち。
グランド牧場は生産頭数が多く、マーケットブリーダーでありオーナーブリーダーであるという牧場。
しかし最近はそのキャラクターがさらにダート寄りになってきた感がありますね。
ラブミーチャンやトウホクビジンなど、全国区で注目されるダートホースが出ているところも、さらにその印象を濃くしています。
山口ステーブルからは、インサイドザパーク、ラッキープリンスの2頭が東京ダービーを制覇。
今年も羽田盃に育成馬を送り込んできました。
そういった意味では、門別にある倉見牧場もそういったキャラ。
「クラ」冠名の馬はたくさんいますが、なかでも北海優駿を制したクラシャトル(牝)、クラキングオー(牡)、
そしてその2頭の間にうまれたクラキンコ、この3頭の存在がひときわ光ります。
家族経営の牧場が進めてきたオーナーブリーダーの道は、今年の羽田盃に出走馬を送り出すことにつながりました。
いやしかし改めて思うに、南関クラシックの賞金はデカいですよ。
私が一口もっているマルボルクシチーは距離適性と「名より実を取る」作戦から、
優駿スプリント方面を目指して5月5日の第10レース(1000m)に出ましたが(7着)、羽田盃に出たらちょっとはワクワクしますものね。
(大型連休の開催も終わっちゃったなあ)
次のページへ
Copyright.SPAT4 PREMIUM POINT . All Rights Reserved.