「ご時世といいますか」 2/3頁
2018/10/8
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でもその後はネット投票の普及で経済規模が復活傾向。しかし競馬場や場外に行く人は順調に減っているところです。ウインズ後楽園では閉鎖されたフロアに宇宙のミュージアムが入り、さらにオフト後楽園が組み込まれることになりました。
私の先輩の某鉄道会社の幹部職員さんによると「山手線はそのうち、今の本数を維持するなら6両編成で足りる計算」になるそうです。在宅勤務の人は増えていますし人口減少社会でもありますし、一笑に付せる話ではないのかも。
その一方で「定期券の発売枚数は増えている」とのこと。昨今の経済状況で、契約社員から正社員になる人が増えたためではないかと分析しているそうです。
でも競馬業界は在宅の人が右肩上がり。先週火曜日は晴天の船橋競馬場に行ってきましたが、場内の風景は先月、先々月の台風接近時とたいして変わらないような感じがしました(涙)。
(火曜日の船橋競馬場)
その状況をどうにかしようと船橋競馬場ではいろいろと策を講じていますが、なかなか難しいものですね。手ぶらで楽しめる「ハートビートバーベキュー」は3組ほど利用があった模様ですが、現状は苦戦ぎみという雰囲気です。私も1回は利用してみたいと思っていますが、ひとり焼肉はちとサミシイ……
しかしこれから先は「どこかに行くのは疲れるしお金もかかるし」という消費マインドを持った人が増えてくるのは確実。でもそこをなんとかして、競馬場の賑わいを維持したいものです。騎手だって厩務員だって、観客が多ければ張り合いが出るというのが人情ってものでしょう?
それもあって私は、「競馬場に来て、パドックをナマで見た人だけにわかることがある」ということを提唱しているのです。なかなか広まりませんけれど(汗)
実際、一昨年の平和賞では、パドックで異様に馬体が輝いていたスカイサーベルに魅力を感じて、1番人気のマルヒロナッツオーと組み合わせて買ったら3連単が16万円もついてビックリ。これは間違いなく、在宅投票では取れなかった馬券でした。
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馬券は20歳から、適度に遊ぶ、大人のたしなみ。
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