
3月31日に船橋競馬場で京成盃グランドマイラーズが行われ、
メンバー最速の末脚で突き抜けた6番人気ジョージテソーロが3度目の重賞挑戦で初タイトルを獲得しました。

ジョージテソーロ(Photo by 両角昭男)
初騎乗だった前走のフジノウェーブ記念(コラム参照)で手応えをつかんでいた落合玄太騎手は
「返し馬から具合が上がっているなと思いました。前走は2番手に行きましたが、砂をかぶっても大丈夫そうだったので、
キツくない位置で行こうと思いました。ちょうど脚もたまって終い切れてくれました。
操縦性が高いし、スピードがあるから楽にいい位置取れるのも強み。どんな競馬でもできることを証明できました」と絶賛。

落合玄太騎手(Photo by 両角昭男)
『南関競馬スパッと予想』ブログで公開した予想は
◎ウィリアムバローズ2着
〇サントノーレ4着
▲リコースパロー3着
△ジョージテソーロ1着
△キングストンボーイ5着
△ゴールドレガシー6着
でハズレ。
◎に推奨した2番人気ウィリアムバローズは正攻法の競馬で一旦は先頭に立ちましたが、転入初戦を飾れず2着。
初めて手綱を取った笹川翼騎手は「勝てるかなと思ったけど、3、4コーナーで多少早いにしても最後の1ハロンは余力がなかった。
ハナ、2番手が同厩(荒山勝徳厩舎)の時点で僕も攻めない訳にいかないし、
そういう意味で勝った馬に展開が向いた。馬はすごくいいです」と結果を受け入れています。
24年の東海ステークス、日本テレビ盃勝ち馬でトップクラスの力は疑いようがなく、今後も目が離せません。
レースを主導した大井・荒山勝徳厩舎勢はワンツーならず…。
4番人気3着リコースパローの澤田龍哉騎手は「1枠を引けたし、雨予報も分かっていたので行くしかないと決めていた。
勝ち負けになると思っていたし、自分の思った通り行けたけど、3、4コーナーのウィリアムバローズのプレッシャーがきつかった。
いきなりメンバーも上がりましたけど、期待通りの走りをしてくれたのかな。1,600メートルまでですね」。
1番人気4着サントノーレの石川倭騎手は「ペースは落ち着いていたけど、いろいろ噛み合わないところがあった。
ちょっとハミを噛むところがあるので、ハナと番手では全然違う。ハナに行くか、思いっきり砂をかぶるかですね。
距離は延ばした方が良さそう」とコメント。

リコースパロー(Photo by 両角昭男)

サントノーレ(Photo by 両角昭男)
そして、スタートで後手に回る不利があった5番人気キングストンボーイはしぶとく追い上げるも5着が精いっぱい。
吉原寛人騎手は「ブリンカーを試してみたけど、ゲートの出もボコってなっちゃうし、後ろからでちょっとひっかかっちゃう感じのチグハグ系。
不完全燃焼ですけど、この馬場でもよく差してきてくれていた。1,800メートルの方が競馬はしやすい」と残念そう。
昨年のマイルグランプリ、勝島王冠のコラムでも触れた通り、ベストは1,800メートルの舞台でしょう。


江橋 大介
競馬記者として25年以上に亘り南関競馬を取材する経歴を持つ。
長年の現場取材で培った自身の眼を頼りに、馬はもちろん南関競馬に携わるあらゆる人との繋がりで得られた情報を元に結論を導き出す予想スタイル。
